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新着情報 | 丸善石油化学株式会社

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2013年度入社式社長挨拶(要旨)について

経営

2013.04.01

丸善石油化学株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤井シュン)は、4月1日、弊社千葉工場において新入社員を迎えて入社式を行いましたので、以下のとおり社長挨拶の要旨をお知らせいたします。




今年は世界景気が緩やかに回復し、日本のデフレ脱却がいよいよ期待できる年だ。日本の石油化学業界にとって昨年は、国内需要が伸びないことに加えて行き過ぎた円高から輸出もできず、低稼働を余儀なくされた一年だった。また、長年にわたり指摘されてきたエチレン装置の能力余剰問題に答えを出すことを迫られ、当社も大きな決断をした年だった。今年は明るさが見えてきたとはいうものの環境は依然として大変厳しい。皆さんは石油化学業界が構造変革を成し遂げようとするまさにその時代に社会人となり当社に入社した。変革の時代に生き延びる企業の条件とは「強い人」が大勢いることだ。「強い人」とは困難に直面しても自分で道を拓く行動力のある人を言う。がむしゃらに前進する若い皆さんの「強い心」が会社発展の原動力となる。そのためにまず先輩の経験や技術を学んでほしい。あくなき追求心を持ってしっかり勉強して一日も早く「強い人」になってもらいたい。


本日は「健康」と「安全」と「自主性」という3つのキーワードについてお話しする。


<健康>社会人となり、生活環境がこれまでとは大きく変わるので、しっかり自己管理を。ストレスを感じたり迷ったりした時は一人で悩まずに同期や職場の先輩に相談するなど、良くコミュニケーションをとって心の病にかからないよう自分のコントロールを。そのために何でも話せる同僚や先輩をつくるよう普段から心がけること。


<安全>当社はコンビナートのセンター会社であり、大事故は自社だけではなく他社にも大きな影響を及ぼす。当社の経営方針では安全ナンバーワン活動を最重要課題のひとつとして位置づけている。全員で安全への感受性と「どんな小さな異常も見逃さない」意識とを高めよう。どの職場でもマニュアルが整備されているが単純に覚えるだけでは緊急時には役立たない。何故そうなのかを自分で考え、先輩に質問して意味を理解することが大切。


<自主性>「会社が何をしてくれるかではなく、会社のために自分は何ができるか、何をやるべきか」を考えて行動すること。そのためには自分で問題提起し答えを出す必要がある。自分で考えるためにまず、自分の仕事を知ること。徹底的に何故そうなのか疑問を持ち正しく理解すること。第二に情報ネットワーク。適切な情報があれば質問の幅も広がりより正しい答えが返ってくる。そのためには仕事以外の関わりも含めて人とコミュニケーションし本を読むこと。仕事のことを知り、コミュニケーションや読書を積み重ねることで次第に自分で考える力が身につく。自分で努力しなければ考える力は身につかない。


当社は従業員数1000名程度の規模で大企業と言うより中堅企業だ。同僚や先輩とのコミュニケーションを大切にして、当社の新しい風となって頂きたい。